「少年の森」へ

天気が良かった先週の土曜日は
あーちゃんのリクエストで千波湖脇の公園「少年の森」へ。



午後に行ったんですが、天気のいい週末ってことで
公園は大勢の人で賑わってました。

ここに来るのはしばらくぶりだったので
遊具の配置が前とちょっと変わってた？感じで。
久々過ぎて、人も多くて、あーちゃんの腰も引け気味。


元々、大勢の人がいるところに入っていくのは超苦手なのです。
色んな声や音が混ざっていたり、動きが多かったり…
脳の前頭前野の働きが弱く、
ワーキングメモリーの働きの悪いあーちゃん。

基本的に同時並行処理が苦手なので
視覚や聴覚に入ってくる情報量が多いと
脳が処理しきれなくなるみたいです。
パソコンで言う所のフリーズ状態みたいなかんじ。
情報が多いから、見えないところでガリガリがんばって動いてるけど
なかなか次の動作に移行しない…みたいな？

音を聞き分けて、動きを見ながら人を避けて
自分も動いて遊ぶ…みたいなのは
当たり前なようで、あーちゃんにはなかなか高度な要求なのです。



それでも、数年前に比べると、格段に遊ぶ動きも良くなり
パッと見、ちょっとだけおニブさん、くらいの感じに
見えるようになってきたのは、あーちゃんのすごいところ。

成長してるな～、がんばってここまできたな～と
しみじみしちゃう。




腕の力がかなり弱いので、大の苦手の雲梯。
ここのは、ぐるっと撒いてるので
足も使えてちょうどいいかんじ。



なんか、ちょうどこの日の時間、公園で選挙演説をやっていて…



何気なく、遊具に登ったあーちゃんの写真を撮ったら
選挙演説やってる人みたいになった(笑)




たっぷり公園遊具で遊んだ後は、千波湖へ。



鳩を追い回して面白がって遊んでいたので
「かわいそうだからそんな風に追いかけちゃだめだよ」って言ったら
「なんで？」
最近、このなんで？が激しく、なんでも「なんで？」って聞かれます。
たぶん、しゃべってると2分に一回くらいは「なんで？」って聞いてきますね…

…んで、

「小さい鳩が大きい生き物に追いかけられたら
怖いっておもうでしょ？」って答えたら
「なんで？私、全然怖くないよ？」
「いやいや、私は怖くないつもりでも、鳩は怖いんだよ」
「なんで？私怖いことなんてしないよ」
「私は怖いことしてないつもりでも、鳩は怖いと思うんだよ」
「そうなんだね？怖いのかな。なんでだろう？」
「あーちゃんだって、大きい虎に追いかけられたら怖いでしょう」
「うん。そりゃこわいよ。でも私は全然怖くない人だよ。なんでこわいんだろう」

…とまあ、こんな感じです。
あーちゃんは完全に主観がメインで脳に居座ってるので
他者の気持ちや状況を推し量るみたいなのが極端に苦手です。
こんな会話をずっと繰り広げてるので、会話も大変です(^^;)
何度も同じことをひっくり返しもっくり返し伝える感じで
なかなか伝わらないので、結構辛抱が必要です。
そのうち、何を言い聞かせてたんだか、こっちがわかんなくなったりします(笑)

それにしても…

昔は一言もしゃべれなかった我が子が
こんなに「なんでなんでマン」になるとは、予想もしてませんでした。
人生何があるかわかりませんね～。
この先どうなっていくんでしょう、この人(^^;)
とっても楽しみです。


そういえば、出かける前にも…
「なんで少年の森っていう名前なの？
女の子は遊んじゃいけないの？」って
質問攻めにあったのを思い出しましたよ(^^;)
面倒だから、この際「少年少女の森」に改名してくんないかなと
思いました(笑)


おやつはアイス。


お茶屋さんでサンデーを頼んだら、ちょっとスペシャル感が出ました。
あーちゃん、星形の器に大興奮です。



外歩きに気持ちのいい季節になりました。


でも、まだ時々寒い日があるので要注意です。