ピアノの発表会でした

日曜日はあーちゃんのピアノの発表会でした。

前の記事でもうっすら書きましたが
今回の発表会は2回目の親子連弾でした。

昨年末も親子で連弾しました。
ピアノ未経験者で舞台で連弾する機会なんて
この先ないだろうから、いい記念になったな…と
その時は連弾終了したつもりでいました。
それがまさかの2年連続連弾をするという展開に(笑)

曲は「思い出のアルバム」。
この半年、ちょっとずつコツコツと二人で練習してきたので
初心者の私なりに、あーちゃんにどうにか合わせられる
感じに仕上げられましたが…
本番に臨むメンタルまでは仕上がってないのは
言うまでもありません(^^;)



ゲネプロ（本番前の通しリハーサル）の段階で
すでにガチガチで手が動かず…(^^;)
ただでさえ冷えて寒いのに、緊張でさらに手が冷たいっていうね。

でもって、我が家のアップライトピアノは
そんなに弾き込んでいないピアノをパパの実家からもらってるので
鍵盤が結構固いんです。
会場で使用したしっかり弾き込んだグランドピアノは鍵盤が軽く
おそらく、きちんと指で弾かないと綺麗に音が出ない？…そんなかんじ？


こちら、リハの時のあーちゃん。



午前中のゲネプロの後は、一旦自宅に帰ってお昼を食べて
体勢を整えて、午後になったら再び会場に向かうという流れでしたが
すでに緊張で血圧が乱高下しているので
午前中終えた時点で、すさまじい疲労感が…。
なんなら、もう一日終了したような気分(^^;)


仕立てたワンピースを着た自分の姿を
玄関前で入念にチェックするあーちゃん。女子ですね。



本番、すごくドキドキするよ～って言うので
じゃあ、この空いた時間にしっかり合わせておこう！って誘いましたが
母の練習に付き合ってくれたのはちょっとだけ。
あんまり付き合ってくれませんでした。

娘よ…実は結構余裕じゃないか…？
母はちっとも余裕ないけども？


そして、一人で弾けるだけ弾いた後、いざ本番へ。


連弾も2回目だから、ちょっとぐらいは
緊張感も薄れてくれるんじゃないかな～と
本番直前、うっすら自分に期待してみましたが
案の定、鉄壁の緊張感？は全く薄れませんでした(^^;)

手が冷えて動きが鈍くならないように
しっかりポケットにホッカイロ入れてたんですが
緊張で冷たくなった指先は、ホッカイロくらいでは温まらず
動きは鈍かったです。

さあ、行くぞ！って弾き始めたんですが
弾き始めにいきなり手が引っかかりました。
ああ、やっぱりやっちゃったな…と、心の中で思いつつ
そのまま弾きましたが…
あーちゃんはそれには動じず、そのまま続けて弾けてまして
その集中力は立派なもんでした。

私の方は、最初にやらかしたことで、逆に若干開き直ったところがあって
曲の後半部分は「もうちょっとだ、行けるぞ、よし、あとちょっと！」
…みたいな感じで、心の中の松岡修造？が必死に自分を励ましてました。
全く、こんなに集中力を欠いた状態で、よく最後までたどり着けましたよ(^^;)

けど、集中！って思うと、逆に集中していない自分に気づいて
余計緊張する感じなので、この方法で良かったのかもしれません。


そして、一礼して拍手を浴びてる時に緊張が解けてきて
徐々に手の方に血液がブワーっと流れて
指先がじわーっと温かくなっていくのを感じました。
これこれ、弾く前にこの状態だったら最初からいけたのに(笑)


ともあれ、どうにか連弾が終了して
心の底からホッとしました。

舞台袖であーちゃんとこっそりハイタッチ。
あーちゃん、めっちゃ真顔でしたけど(^^;)


発表会が終わった後は、すっかり外は暗くなってました。




発表会帰りに、ご褒美に「あじまん」を買って帰りました。



あんこが美味しかったです（＾＾）



ああ～、それにしても、めちゃくちゃ緊張した。
でも、終わってみれば、練習段階からかなり楽しかったです。
今後、レベルが上がっていくと、もう連弾は出来ないと思われるので
今だけの貴重な経験。

あーちゃんと一緒に弾けて良かったです。