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胸がはりさけそう? [ちっとぱっこ親ばか日誌]

パパ退院後、だいぶ日常が戻ってきました。

グローブみたいだった利き手の左手は
やっと人間らしくなってきて
お箸は使えないものの、フォークやスプーンなら
持ってご飯が食べられるようになりました。


日常的に何気なくパパに頼んでいたこと
(あーちゃんの髪の毛かわかしてもらったり
お風呂洗ってもらったり、布団畳んでもらったり…などなど)
が、頼めなくなり微妙にちょっとやること増えて大変だなあ…とか
晩御飯にサンマを買ったときには、あーちゃん含め
三人分を解体しないといけないので手間だなあ…とか
思ってましたが…

なんやかんやで、だんだん日常的には困らない感じになってきました。
もちろん、手に力を入れたり重い物を持ったりはできませんが
ちょっと添えるぐらいはオッケーな感じみたいです。

なかなか開かない蓋を開けてもらったりしてたのが
私が「ふんっ!」と力を込めて開けるようになりましたが
ひとまず困るのはそれくらいかなあ?



退院後、大島公園に散歩に行った時の画像。

IMG_8857.jpg

パパの左手に赤い布が巻かれてますが
これは、あーちゃんがいつもの調子でパパに飛びつかないように
こっちの手は触っちゃだめだよという目印。


あまり布をぐるっと縫って安全ピンで留めてあるんですが
あーちゃん、赤い布じゃなくて
この安全ピンがパパのシャツに刺さってる様子が
気になって気になって仕方がないらしく
「シャツに穴開いちゃったらどうするの?」としきりに聞いてきます。
「パパのシャツが痛がってたらどうするの?」と。
なんだか、シャツが針で刺されている様が
痛そうでかわいそうと感じるらしく
針が刺さっているシャツのことを思うと「胸がはりさけそう」なんだそうで(^^;)

一応優しい気持ちから出てくる感情なので
物に感情なんてないから、いくら刺したってそんなの平気だよ~とか
言っちゃうのもなんなので…

シャツは布だから、洗濯したら元に戻るよ。
穴開いてるようで、布には隙間があるんだよ。
そもそもお洋服は針使って縫われてるものだから
針に慣れてて痛いって思わないと思うよ。
…とかなんとか言い聞かせました。

でも、その回答ではどうも納得がいかなかったようです。

その後、あーちゃんの「胸がはりさけそう」キャンペーンと
「シャツがかわいそう」キャンペーンがあまりにも長いこと続くので
毎回説き伏せるのが面倒になって、結局、赤い布は取っちゃいました。
幸い、安全ピンのインパクトが強かったようで
その後、左腕には飛びついてません(^^;)



針が刺さってるシャツに感情移入するのもいいけれど
針でザクザク縫われて実際痛がってるパパの方に
もうちょっと「胸がはりさけそう」になってもいいのでは?
…と思う母なのでした(^^;)

IMG_8859.jpg




IMG_8862.jpg




IMG_8870.jpg

ちなみに、この「胸がはりさけそう」っていうワードは
あーちゃんの中で現在流行ってるらしく
日常的に、ちょいちょい使ってきます。

昨日は、自分が座ってる場所のラグマットが
重みで凹んできたことに気が付いて
「胸がはりさけそう」とか言ってました(笑)
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